午後の蒸せるような気配も
懐かしくなるはず
テレビサイズの音楽も
密かにCメロ削られてた
そんなくだらない記憶しかない夏も
今年はまだまだ長いから
燦々とした表情も
見逃せる、今
夏休み
八月の尊さについて
一つ約束をした
過ぎても悲しまない
それだけ
夏休み
空蝉を見てた
窓の外は青から徐々に赤へ
ひたすら小さくなった
夏の大きさに拒まれて
夕立ちに
心を奪われた
それだけで
今日は何もいらない
夏嵐
もっと吹いてしまえ
終わるなら
それでもいいよ、今
夏はゆく
残り香は切なさ
吸い込んで
目を閉じた、今